群馬県鍼灸師会とは

本会は『鍼灸術発展のため、その医学的研究ならびに技術の研修を行い、
鍼灸師の資質向上を図ることにより、 鍼灸を普及し県民の健康保持増進と鍼灸医学の向上に寄与する。』ことを目的としています。
本会に入会するためには、この目的に賛同でき、群馬県内に居住、もしくは県内で業務を行う鍼灸師 であることが条件となります。
本会に入会しますと、公益社団法人日本鍼灸師会の正会員としても登録されるシステムになっておりますので、 会報等が送られてきます。
また各種研修会やイベントにも参加でき、全国の鍼灸師との交流を行うことが出来ます。 群鍼会は若い先生方の入会が多くなっています。
令和4年5月1日現在、会員数87名、学生会員104名、 理事役員10名、活気に満ち溢れ楽しい会です。
群馬県鍼灸師会に興味のある鍼灸師、学生の方、是非入会希望の御連絡をしてください。
会員一同、あなたのご入会を心よりお待ち申し上げております。

公益社団法人群馬県鍼灸師会70年のあゆみ


  • 1948年5月15日

    任意団体として発足

    初代会長 関 庄作 (1948年〜)
    2代会長 赤羽幸兵衛(1971年~)
    3代会長 松井喜右平(1973年~)
    4代会長 植原重治 (1979年~)

  • 1980年8月28日

    社団法人認可

    5代会長 清水正良 (1997年~)
    6代会長 内田伸一 (2001年~)
    7代会長 髙橋和夫 (2005年~)
    8代会長 池田教克 (2009年~)

  • 2012年4月1日

    公益社団法人認可

    9代会長 田中一行 (2017年~)
    公益法人として当会の事業概要

鍼灸術発展のため、研究ならびに技術の研修を行い、鍼灸師の資質向上を図るとともに、鍼灸を普及啓発し、
県民の健康維持増進のため公衆衛生の向上に寄与することを目的とする。
前条の目的を達成するために、次の事業を行う。

はり・きゅう広報・普及啓発事業 

県民を対象に広報誌(名称:鍼灸ぐんま)並びにパンフレットやチラシ等を配布し、はりきゅうの適応や施術効果、 また安全安心で受けられることを啓発している。なかでもパンフレットやチラシ等の配布による広報活動については、市町村等からの委託等により 実施される本会主催の鍼灸無料施術会場や群馬県鍼灸師会学術公開講座等の来場者に随時配布している。

学術関連事業

はり師・きゅう師の資質の向上事業として、定期的に学術講習会や講演会を行っている。

療養費払制度取り扱いおよび
療養費払制度研修の普及啓発事業

はり・きゅう及びマッサージの療養費は、様々な要因から普及しておらず、故に県民及び施術者にもこの制度の知名度は低い。 県内施術者を対象に療養費取扱いに関する正しい知識と情報を発信し、また研修会を実施することで、必要な保険事業の知識を得て適正な運用を行うことで、 県民への安心安全な施術の提供の機会を増やす事ができる。

公衆衛生の向上を目的にした事業

本会主催の施術ボランティア等は、はり・きゅうについての正しい情報や活用法を県民へ啓発することを目的として行っている。 また、県内施術者を対象に各種研修会を実施し、資質の向上に必要な技術や医療知識の習得に努め、幅広い年齢層への疾病の予防、健康の維持増進に寄与している。

近年の当法人の事業活動


普及啓発活動として

鍼灸無料体験会を赤城山ヒルクライム大会、榛名山ヒルクライム大会、健康フェスタINまえばし、たかさき食育・健康フェスタ、高崎市健康増進教室等で実施している。

研究・技術の向上事業として

学術研修会を年間3回と公開講座を年間2回(2018年度は10月8日と1月20日に開催)行っている。 療養費制度への取り組みとして 療養費取扱いについて本会が主催し、県内施術者を対象に、療養費払制度適正運用研修会を開催している。また、療養費払制度適正運用指導会を行い、 県内施術者の療養費取り扱いの適正化を図っている。

保健・医療・福祉に対して

同意書発行に伴う医師との綿密な連携と、深い信頼関係構築に取り組んでいる。また介護保険施行時より高崎市では委嘱を受け、介護認定審査会の審査員として取り組んでいる。 そして、ぐんまリハビリテーションネットワークを通した活動により、リハビリ関係機関との連携による公衆衛生の向上に取り組んできた。 今後は地域包括ケアシステムへの参入を促進し、地域社会や異業種との協働を模索し、さらなる社会貢献を目指す

会長ご挨拶

公益社団法人 群馬県鍼灸師会のホームページをご覧いただきましてありがとうございます。
本会は、70年以上の歴史を刻む、群馬県唯一の法人格を持つ鍼灸の専門団体です。
現在、約90名の会員が県内各地で鍼灸業務に従事しており、群馬県民の健康の保持・増進のため、治療活動にあたっております。 群馬県民の健康福祉の維持・増進と、鍼灸治療の普及啓発、そして、群馬で活躍する鍼灸師の活躍の場を広げる事に本会は力を入れております。 「はり」「きゅう」というと古来中国から何千年も続く東洋医学の中の伝統的な治療法というイメージが強いと思います。
もちろん今も伝統的な鍼灸の治療もありますが、高齢者施設や自宅への往診などで認知症や後遺障害などに代表される介護福祉分野、 少年スポーツから実業団や国体・オリンピックなどといったスポーツ分野、うつ病やパニック障害などの精神疾患にたいしてのメンタルヘルス分野、 お顔への施術でリフトアップや肌質の改善など美容分野、そして、子供に対しての小児はりや、不妊治療としての鍼灸なども昨今有名になってきております。 それでも、まだ「鍼灸を受けた事が無い」という方が大半かと思います。
なぜいけた事が無いか。
それは「知らないから」です。
どんな治療をするのか、どんな人が施術をするのか、何に効くのか。
知らないから選択肢に入って来ないのです。
鍼灸を、少しでも多くの群馬県民に知って頂き、お身体や心のお悩みで、我々の会員の「一本の鍼」や「一壮のお灸」が、人生に救いになれたらと思います。
このホームページで、群馬県にどのような鍼灸師が居るのか、どのような事を治療できるのかを知ってもらえたらと思います。
同時に、一緒に群馬県で鍼灸の魅力を共に伝えてくれる鍼灸師の先生も随時募集しております。
日々の生活の一部に鍼灸という支えを置いてみて下さい。
最後まで読んで下さった方のご健康を願いながら、挨拶と代えさせて頂きます。


公益社団法人 群馬県鍼灸師会

会長 田中一行

組織図

顧問

参議院議員 清水 真人
顧問税理士 広瀬 徹

衆議院議員 中曽根 康隆
顧問弁護士 釘島 伸博